資格情報（国家試験）>家庭裁判の強い味方！家庭裁判所調査官補�T種

「家庭裁判所調査官補�T種」は、家庭裁判所に配属され、
家庭に関する事件の審判や調停に関して必要な調査などを行う法務省管轄の国家公務員です。

家庭裁判所は離婚や親族間の紛争などを担当する家事部と、
少年非行を担当する少年部に分かれています。

家庭内紛争の解決や少年非行が再び起こらないようにするための指針を探るため、
当事者の生い立ち、心身状況、家族関係、家庭環境などを調査し、
調停や審判にも出席して意見を述べたりするのが「家庭裁判所調査官補�T種」の主な仕事になります。

「家庭裁判所調査官補�T種」の資格を得るには国が行う
家庭裁判所調査官補�T種の国家試験に合格する必要があります。

受験資格は、受験をする年の4月1日における年齢が、21歳以上30歳未満の者に限ります。
試験の難易度は非常に高く、合格率はわずか4％程度といわれています。

試験に合格して各家庭裁判所への採用が決まると、直ちに家庭裁判所調査官研修所に入所し、
2年間の養成訓練を受けるが義務付けられています。

研修が修了すると本格的に家庭裁判所調査官に任命され、
専門知識と調査技法を駆使しながら家庭裁判所で担当する事件の調査を行います。